今回は畑でとれたラディシュを使います。
ラディシュは別名赤カブと言われています。
でもカブではなくて 、アブラナ科ダイコン属に属する大根の一種なんだそうです。
二十日大根と同じらしいです。面白い。
ラデッシュの栄養素
食べ方の前にラデッシュに含まれる栄養素を見てみましょう。
個人的に赤いのでなんか体に良さそうだなとは思ってました。(笑)
ラデッシュの特徴的な栄養素は
・アミラーゼ
・葉酸
・アントシアニン
・リパーゼ
・プロテアーゼ
3つ栄養素の効果と合いそうな食べ方を書いておきます。
アミラーゼ
【効果】 でんぷんを糖に分解して、糖の吸収を助ける
【合いそうな食べ方 】炭水化物、うどんやサラダパンの具としても良さそう
リパーゼ
【効果】 脂肪の分解と吸収を高める働きがある。
【合いそうな食べ方 】 豚や鶏のおろしポン酢のおろしとして使えそう
プロテアーゼ
【効果】 肉や魚などの消化を助ける栄養素
【合いそうな食べ方 】 大根おろしの変わりはもちろん、魚のおろし煮はラデッシュの甘みで美味しくなりそう
ラデッシュの食べ方
生でサラダやスティックでポリポリ
家庭菜園で収穫したラデッシュなら特にしてほしいのはサラダやスティック、つまり生で食べる。
普通かよ!王道かよ!って感じですが、大根の仲間なのに甘くてシャリシャリした触感でマヨネーズとかいらないのでまずは生で食べてみてください。
ちなみに、前回の記事で書きましたが、ラデッシュは成長しすぎるとスが入り割れます。中央ぐらいの断面が一番こっちを向いてる奴はスが入っていたのかもしれません。(よくわからず、おいしいおいしいと食べてました)
気になる人はこちら⇒ラデッシュの旬と割れる理由
あ、栄養素のところで書いた 『プロテアーゼ』大根にも含まれていて焼き魚に大根おろしを添えるのは美味しいからだけでなく消化を助ける役割があるからだそうです。
ラデッシュにも同じプロデアーゼが含まれているので、ラデッシュのおろしを焼き魚に添えるのもいいかなと思います。
大根のような辛みはないので、あれが好きな人は物足りないかもしれませんが、辛さが苦手な人はラデッシュの方がいいかもしれません。
ラデッシュをまるごと煮る
さぁ、ここが1番伝えたかった部分です。
ラデッシュと同じ時期にできたサニーレタスと生でもりもりサラダとして食べてましたが、さすがにちょっと飽きてきます。
しかし、畑ではすくすく育つラデッシュ。
大根やカブと一緒なら鍋とかに入れたらおいしいじゃないかと思ってやってみました。
小さめのは丸ごともありますが、火の通りを均一にするのと食べやすさで半分や4分の1にカットしました。
ラデッシュはサラダで食べるぐらいなので半煮えでもいいかと思い後でいれます。とりあえず普通に鍋を作ります。
豚を炒めてネギの太い所、キムチ、ハバネロソースで辛さ増ししてます。
ショウガや顆粒の出汁を入れました。野菜いっぱいだったから顆粒の出汁はいらなかったかもです。
ラデッシュもいれます。
味見して気持ち薄めならOK(煮ると濃ゆくなるから)
蓋をしてしばらく煮ます。
途中で味見したのですが、10分煮たぐらいかな?
ギリギリ火が入ったぐらいが触感もあって美味しかったです。
ただ今回は作り置き。ストーブの上に30分以上置いていたのでしっかり煮えてとろとろになってました。これはこれでいいけども。
そのちょっと変わった煮卵みたいなのがラデッシュの丸ごと煮たやつです。だいぶ煮たのでラデッシュの赤い色素が溶けてますね。
ラデッシュが赤くなる理由のアントシアニンもちゃんとスープに溶けているのでもったいないこともないし、大量のラデッシュのを美味しく食べることができました。
生でサラダにする食べ方に飽きた人は鍋に入れてみてはどうでしょうか?
先日食べた、カブや大根で出汁で煮て味噌をつけて食べるふろふき大根が美味しかったのでラデッシュも同じようにしたら美味しいだろうな~と思いました。
来年まで覚えてたらやってみようと思います♪
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