夏になるとアイスが食べたくなりますよね。
ただ、市販のアイスは甘い。カロリーが高い、砂糖の中毒性がヤバイ!と思ってなかなか手を出せない人も多くいると思います。
そんなことを考えているときに思いつく「ヘルシーなヨーグルトを凍らせたらアイスみたいにならないの?」について試行錯誤しました。
今回は「無糖か微糖のヨーグルトアイスを作りたいけどカチカチの冷凍ヨーグルトは嫌」という人向けの記事です。
画像は初めて作った桃缶入りヨーグルトアイス。
表面は氷のようにカチカチにでしたが口の中に入れておくか、冷凍室から少し出して、軽く溶けるとシャリシャリとして美味しく食べれました。
その時の記事はこちら⇒水切りしないヨーグルトで冷凍ヨーグルト
これをよりより良くするための実験って感じですね。それではいってみましょう。
ヨーグルトアイスのいい所
まずはヨーグルトアイスのいい所をざっくり紹介します。
・半凍りでも美味しい
・甘さを調整できる
・ダイエットの時にも食べれる
・手作りなら無添加で安心
ヨーグルトの一番美味しいのは冷凍室に入れて30~数時間ほどの半凍りだと言う人もいます。思い立ってすぐには食べられませんが一度作ってみると美味しいです。
他には砂糖の量を調整して作ることができます。
無糖か微糖で作ればカロリーも抑えられるのでダイエットの時にアイスの代わりに食べれます。
ヨーグルトから手作りすればより無添加として安心して食べられます。
ツꀀ
ヨーグルトアイスが固い理由
そもそも、なぜヨーグルトを冷凍すると固くなるのかと言うと、水分が多いからです。
水を凍らせると氷になるので、水分が多いほど氷のようにカチカチになります。
市販のアイスの成分を見ると植物性油など書かれているのは水分量より油の量を多くしているからです。
高級なアイスや無添加にこだわったものは生クリームや牛乳を煮詰めて水分を飛ばすことで乳脂肪分(油)の割合が高くしています。
つまり、市販の安いアイスは植物性油を混ぜて安く濃厚さを再現しているの固くないヨーグルトアイスを作るには生クリームを入れて乳脂肪分を増やしたり水分量を減らすのが一般的な方法です。
今回は水きりで少し水分は切ったものの生クリームを混ぜないでどうやったら固くならなかを考えて作りました。
砂糖を入れないと分離する
ヨーグルトには水分が多いからそのまま冷凍するとカチカチに固くなると書きましたが、それ以外にも無糖のプレーンタイプは冷凍すると分離します。
冷凍して水分が押し出されると言うか、水分をため込む保水力が足りないからです。
砂糖やはちみつと言った糖分には保湿力が高いので混ぜることで分離せずに冷凍できます。
ちなみに、小さいときにアイスが生クリームからできてること知り、ケーキ作りで余った生クリームをタッパーに入れて冷凍してアイスができると信じていたら、二層に分かれていてカチカチで甘くないと思いつつ食べたのですが、それもこれと同じです。(笑)
ここまでで言いたかったことは
・冷凍するなら多少の砂糖が必要
・固くなるのは水分が多いから
ヨーグルトをそのまま凍らせてアイスバー
これが一番知名度高いのではないでしょうか。
100gぐらいの小分けにされているヨーグルトに棒を差し込んで冷凍庫に入れて凍らせるだけ。
カチカチにならないの?と思いますがユーチューバー達がかじりついている様子を見るとカチカチではなくガリガリとシャリシャリの間ぐらいかなと思います。
うちは市販のパック入りヨーグルトではなく、ヨーグルトメーカーで増やしたヨーグルトだったので小さくパック詰めされてないのと、せっかくなので違う方法で試してみたかったのでこの方法はやってません。
上記の桃缶入りの冷凍ヨーグルトに近いのかなと思います。
表面はカチカチでした。w
市販のヨーグルトで作る場合は加糖のものを選ばないと分離するので注意が必要です。
薄く延ばして冷凍する
さて、本題です。←やっと
水分が多くてカチカチになりやすい冷凍ヨーグルトに生クリーム加えるなどせずにをどうやってカチカチにしないか…薄く広げてみよう!ということで探すと家にいいものがありました。
ちなみにヨーグルトが糸を引いているのはカスピ海ヨーグルトだからです。
バットに広げていきます。
このバット横の高さが1センチぐらいしかなく何に使うんやと思ったことがあったかもしれませんが役に立ちました。w
スプーンなどで平らにして冷凍庫に入れて固めます。
ちなみに最初はプレーンで作るつもりでしたが、薄いといえども分離するのではないかと不安になり、バットに広げてから砂糖を上からかけて軽く混ぜました。
ラップなどせずそのまま冷凍庫に入れます。薄いので数時間ぐらいで固まりそうですが、次の日まで放置してました。
良い感じの薄さで凍ってくれました。
包丁で切ってみます。
一番上に画像がある桃缶ヨーグルトの時は大き目のタッパーに入れて厚みがある分切る(フォークを無理矢理差し込む)のが大変でしたが、薄い分サクサク切れます。これは薄く作るメリットですね。(今回は極薄ですw)
フォークで取るとこんな感じです。
(もっと薄さがわかるように撮ればよかった・・・)
食べてみると、薄い氷のようにパキパキしてます。
少し水切りはしましたがまだまだ水分が多い状態だっあので、それなりの氷感はあります。
ただ薄いので固くないし(噛めば口の中でパキパキ折れます)水分が多い分アッサリしてて暑い夏に食べるなら、氷っぽい感じを残したこれもなかなかいいと思います。
問題点は溶けやすくて引っ付く
薄くしたおかげで軽いパキパキの触感になりましたが、溶けやすいというデメリットも生まれます。
今回は画像を取りながらちんたらしていたのもありますが、バットと接しているヨーグルトアイスがいい感じに溶けると綺麗に切った□として取れますが、溶けすぎると画像のようにちぎれます。
そして、このあとタッパーにいれてまた冷凍庫に戻したのですが結構引っ付いて惨事になってました。。。
なので、バットよりも、大き目のタッパーで好きな厚みに調整して冷凍、ひっくり返して割るのが一番簡単で綺麗にできるのではないかと思います。
(またバットの使い道を探さねばw)
ヨーグルトアイス 濃厚
ヨーグルトアイスを濃厚にするには水分を減らすか油分を増やすことです。
牛乳と生クリームを入れたアイスだったら30分弱火で煮込んだりするのは水分を飛ばすことで牛乳と生クリームに含まれる乳脂肪分の割合が増えることで濃厚になります。
ヨーグルトを煮込むと…どうなんですかね…せっかくの乳酸菌が死ぬので試す気にはなれません。(笑)
煮込まなくても水切りをしてヨーグルトの水分を抜くことはできます。
生クリームを入れなくても水切りヨーグルトと砂糖だけで凍らせても「ヨーグルトバーグ」になりかなり濃厚で美味しいです。
そちらも作っているのでまた紹介したいと思います。
今回は水を切らないヨーグルトでもカチカチに固くならないように(硬くなるけど薄いから食べやすい)するために薄く延ばして冷凍しました。
厚みや砂糖の量はお好みのものを見つけてみてください。
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