醤油にいりこを入れる

醤油になにかを漬けて美味しくするシリーズです。(今、決まりましたw)

今回は『いりこ』うちではみそ汁にそのまま入ってます。(田舎あるある)

ちなみに、いりこは西日本の呼び方で東日本では『煮干し』と呼ばれます。同じように塩ゆでして天日干しした小魚です。


前回の鰹節がなかなかに美味しくて、いりこもいれたらさらに美味しいんじゃないかと試したりもしました。

厚切り鰹節の醤油漬けはこちらの記事で紹介しています
醤油をかつおぶしでうまくする


そもそものうまみについてはこちら
うまみ成分の種類と増やし方

醤油には鰹節の方が旨みの相乗効果が出る!なんて書いたので、みそ汁に使うなんてもったいない!と大切に大切に鰹節醤油を作る時だけに使っていました。

梅雨を開けたある日久しぶりに開けてみると、鰹節が少しカビてしまいました。
(-_-;)

かつお節のカビについてはこちらに書きます

結果、腹痛になる可能性もありましたが沸騰すれば大丈夫だろうと、洗ってダシとして使いました。
※一番だしは捨ててしまいました。香りがすごくよかった・・・

さて、そんなことがあり厚切り鰹節が一気に無くなってしまいました。
そこで冷蔵庫に入れておかないくてもカビることがないいりこを醤油に漬けます。
※湿気があればカビると思います

どれぐらい入ってるか見にくいですが、4~5匹ぐらいです。大きさなどで違うので適当に調整してください。^^

一週間後ぐらいに味見してみると醤油の角がとれてまろやかになっていました。
昆布ダシのように、どんな素材ともなじみそうな、ほんのりいりこの香りがしてました。


厚切りの鰹節だとモロに鰹節ダシ醤油って感じになってましたが、素材の味を引き出して、縁の下の力持ちになってくれそうなのがいりこ醤油です。

香りはかつお節を入れた方が主張が強いですが、それだけでなく香りに負けないうまみもありました。
これは『旨み成分と種類と増やし方』で書いた醤油とかつお節のうまみの相乗効果だと思います。


とうぜん厚切り鰹節といりこを入れた醤油も美味しかったので、家にあるものでとりあえず作ってみるといいかと思います。^^

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